実験キットのオルゴールが鳴る明るさ

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実験キット「PEC-TOM02」は、窓際の明るさであれば、オルゴールをならすことができます。

写真では、3000ルクスの明るさでオルゴールが鳴っている様子です。(音は聞こえませんが。。。)

●明るさの目安

500ルクス・・・普通の部屋
1000ルクス・・明るい部屋、デスクライトで照らされた机の上
5000ルクス・・晴れているときの窓際の明るさ
2万ルクス・・・・曇りの日の屋外の明るさ、蛍光灯直下の明るさ
10万ルクス・・・夏の日の快晴の明るさ

IPCE・PEC-S20の照射方法


PEC-S20型は、サンプルへ光ファイバへの接射による照射方式を採用しています。

・小型セルの測定の際、サンプルの照射面積を常に一定にできる。

というメリットがあります。

IPCEの計算では、リファレンスのシリコンセルと作製した太陽電池セルの出力電流の比較をします。
しかし、リファレンスセルと実験で作製したセルのセル面積は同じではありません。<

光ファイバで接射して測定することで、セルごとの受光面積の違いによる電流値の違いをキャンセルすることができます。

簡便にIPCEスペクトルを比較できるようになります。

実験キット よくある質問1

Q1.酸化チタンペーストを塗るときに、セロハンテープは何のために使いますか?

A1.セロハンテープは、酸化チタンペーストの塗る厚みを調整するために使います。マニュアルでは、2枚のセロハンテープを使うと説明しています。2枚はることで、導電フィルムと2枚のセロハンテープに段差(50μm×2=100μm)ができ、その段差を使って酸化チタンペーストを塗ります。

Q2.透明プラスチックに貼ったセロハンテープは、酸化チタンペーストが乾いたあとはどうしますか?

A2. 酸化チタンペーストが乾いたら、セロハンテープははがしてください。