新型ソーラーシミュレータ販売開始

新型ソーラーシミュレータ PEC-L15の販売を開始いたしました。

700Wランプでワイドエリアの照射を実現したことにより、ランニングコストの削減に貢献します。

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●PEC-L15の特長
– 照射ヘッド、回転可能
– 一般的な50mm□の光学フィルタを装着可能
– 新規光学系の採用により700W Xeランプで16cm角の照射面積を実現
– 電源・光学系の一体型ボディーで、重量はわずか15kg
– 光量安定のフィードバック回路内臓
– タッチパネルコントローラを採用
– I/Oポート装備

●用途
– 15.5cm角までの太陽電池の評価用光源として
– 光照射耐久性試験用の光源として
– 色素増感太陽電池等、有機系太陽電池の材料開発に。

詳しくは、お問合せください。

ソーラシミュレータのラインナップの説明はこちら

http://www.peccell.com/solar.html

Windows 7 への対応について

測定ソフトウェアは、Windows XPにて開発されています。
また、接続方式は、シリアル接続となります。

Windows Visa および Windows 7 の64bit版には対応していません。

Windows 7 Professional 32 bit版では以下の環境で動作しました。

テスト環境:
 本体 HP Probook 4310s
 CPU CeleronR T3000
 Memory 2GB
 USB-Sireal変換ケーブル Prolific製

実験キットのオルゴールが鳴る明るさ

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実験キット「PEC-TOM02」は、窓際の明るさであれば、オルゴールをならすことができます。

写真では、3000ルクスの明るさでオルゴールが鳴っている様子です。(音は聞こえませんが。。。)

●明るさの目安

500ルクス・・・普通の部屋
1000ルクス・・明るい部屋、デスクライトで照らされた机の上
5000ルクス・・晴れているときの窓際の明るさ
2万ルクス・・・・曇りの日の屋外の明るさ、蛍光灯直下の明るさ
10万ルクス・・・夏の日の快晴の明るさ

IPCE・PEC-S20の照射方法


PEC-S20型は、サンプルへ光ファイバへの接射による照射方式を採用しています。

・小型セルの測定の際、サンプルの照射面積を常に一定にできる。

というメリットがあります。

IPCEの計算では、リファレンスのシリコンセルと作製した太陽電池セルの出力電流の比較をします。
しかし、リファレンスセルと実験で作製したセルのセル面積は同じではありません。<

光ファイバで接射して測定することで、セルごとの受光面積の違いによる電流値の違いをキャンセルすることができます。

簡便にIPCEスペクトルを比較できるようになります。

実験キット よくある質問1

Q1.酸化チタンペーストを塗るときに、セロハンテープは何のために使いますか?

A1.セロハンテープは、酸化チタンペーストの塗る厚みを調整するために使います。マニュアルでは、2枚のセロハンテープを使うと説明しています。2枚はることで、導電フィルムと2枚のセロハンテープに段差(50μm×2=100μm)ができ、その段差を使って酸化チタンペーストを塗ります。

Q2.透明プラスチックに貼ったセロハンテープは、酸化チタンペーストが乾いたあとはどうしますか?

A2. 酸化チタンペーストが乾いたら、セロハンテープははがしてください。