現在、テレワークを実施中です。
電話がつながりにくいこともございますので、お問合せについては
メール eigyou@peccell.com にお願いいたします。
色素増感太陽電池実験キットは、今年も多くの方からお問合せいただいています。
夏休みの実験教室等でまとまった数量を予定されている方は、
準備の都合をございますので、早めのお問合せをお願いいたします。
*なお、弊社では現在、コロナ感染拡大防止のため、テレワークを実施中です。
現在、コロナ感染防止対策の一環でテレワークを実施中です。
お電話がつながりにくいことがありますが、ご了承ください。
連絡先 eigyou@peccell.com
お客様 各位
年末年始休暇のお知らせ(2020年12月29日~2021年1月4日)
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、ペクセル・テクノロジーズ株式会社では年末年始の休業日につきまして、下記のとおり休業日とさせていただきます。
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
敬具
記
■年末年始休業日
2020年12月29日(火)~2021年1月4日(月)
※年内の製品の最終出荷日は、12月24日(金)とさせていただきます。
※お問い合わせにつきましては、2021年1月5日(火)以降ご連絡させて頂きます。
Dear customers
Year-end and New Year vacations (from December 28, 2020)
We will be closed for the holidays during the year end and New Year’s holidays as shown below.
We apologize for your inconvenience and appreciate your understanding.
Sincerely yours
Notes
New Year holidays
December 29, 2020 (Tuesday) – January 4, 2021 (Monday)
The final shipment date of the products during the year will be December 24 (Friday).
We will contact you after January 5, 2021 (Tuesday) for inquiries.
室内光源下での太陽電池の評価に
LED光源、遮光ボックス、IV特性測定装置をご紹介しています。
分光感度測定装置の導入に迷われている方は多いのではないでしょうか?
分光感度測定装置は、直接太陽電池の変換効率に結び付くものとはなかなか思われにくいため、導入は後回しになってしまうことも多いかと思います。
また、分光感度測定装置は、モノクロメータなどの比較的おおきな光学系が必要であること、また、ロックインアンプの設定など設定が難しいなどの理由で、活用しきれていないこともあるかと多いかと思います。
分光感度測定は、太陽電池の研究には次のようなメリットがあります。
分光感度を日常的に測定することによって、太陽電池の変換効率の向上にむけた課題も明らかになります。
分光感度測定装置というと、大型の装置を想像される方が多いかと思います。
実際、高精度の測定を行うためには、架台から組まれた大型の装置を使われる場合も多いです。しかし、上記のような理由から、研究室で日常的に分光感度を測定することができれば、研究の効率は間違いなくあがります。
そこで、弊社では、小型IPCE装置 PEC-S02 をご紹介しています。
現在、太陽電池のIV特性を計測しているデスクの上をスペースをいただくだけで、設置が可能です。
15インチのノートパソコンとの大きさの比較
お手持ちのKeithleyソースメータと接続できます。
シリコン太陽電池の計測例です。
光ファイバで、単色光を照射します。
550 nmの照射
650 nmの照射の様子
本体単独で、単色光光源としても使用できます。
小型IPCE装置は、ソーラーシミュレータ、Keithleyソースメータと組み合わせて、デスクトップでIPCE測定を実現します。
ソフトウェアは、Windows 10対応。弊社のIV特性測定ソフトウェアPEC-IV3との組み合わせて使用できます。
8月13日と8月14日は夏季休暇となります。
実験キットの発送は8月13日から16日まではできませんので、
ご了承ください。
この度弊社では、以下の期間を休業とさせていただきます。
■GW休暇期間
2020年5月1日(金)~2020年5月6日(水)
お客様より頂いたお問い合わせに関しては、5月7日より順次ご対応させていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
弊社は、MRM2019 横浜会議(2019年12月10日~14日)
SYMPOIUM G-3
Perovskite and Metal Halide Materials Based Photovoltaics and Optoelectronics
のシンポジウムスポンサーです。
「ペロブスカイト太陽電池」の作り方が書籍で紹介されました。
実験でわかる 電気をとおすプラスチックのひみつ コロナ社 2017/12/28
http://www.coronasha.co.jp/np/isbn/9784339066449/
著者は、2000年ノーベル化学賞の白川英樹先生と廣木一亮先生( 津山高専准教授 )です。
ペロブスカイト太陽電池は、昨年はノーベル化学賞候補として一躍脚光をあびた次世代太陽電池です。弊社では、この太陽電池をいち早く中高生にも届けるために、材料や作製方法の検討を重ねてきました。その成果を、白川先生と廣木先生の手で書籍の形で紹介していたけることになりました。
本書に紹介されたペロブスカイト太陽電池の作製方法は、桐蔭学園高校の課題研究向けに、2014年頃から毎年検討を重ねてきたものです。2016年の実験テキストをベースに、書籍に紹介されました。
「ペロブスカイト太陽電池の作製でもっとも重要なポイントは?」
もちろん光発電層となるペロブスカイト膜の製膜も大切ですが、何よりも、「コンパクト層(短絡防止層)」の製膜が重要です。これは、高校の実験室で作ろうとしますと、とても難しい作業になります。
ペロブスカイト太陽電池の基本的な作り方は次の通りです。①コンパクト層→②メソポーラス層→③ペロブスカイト層→④ホール輸送層→⑤電極です。ところが、高校の実験室でつくろうとすると、いきなり、①コンパクト層(短絡防止層)をつくるところで、壁にぶつかってしまいました。
多くの実験教室で作る電池(色素増感太陽電池、レモン電池、備長炭電池、など)は、電解液を用いる湿式太陽電池です。電解液は、よい具合に「短絡防止」の役割も果たしてくれます。ところが、電解液を使わない固体太陽電池(ペロブスカイト太陽電池)では、この短絡防止、つまり、電池の中でプラス電極とマイナス電極の接触を防ぐこと、が、電池作りのとても大切なポイントとなります。
そこで、弊社で開発した、「コンパクト層付透明導電プラスチックフィルム」を高校での実験に採用することにしました。
「PECF-IP-BF」
このフィルムを使うと、フレキシブルペロブスカイト太陽電池を、理科実験の授業時間内に、作ることができます。
高校や中学校で色素増感太陽電池を作ったことがあるかたも多くいらっしゃると思います。そのような方でも、ペロブスカイト太陽電池の作り方は色素増感太陽電池とは、まったく違うことに気をつけて作らなくてはなりません。また、勉強しなくてはならない項目についても、たくさんでてきます。
有機無機の混合イオン結晶、結晶構造、配位数、金属イオンの定性分析、半導体、導電性高分子、光エネルギー変換、ナノテクノロジー、など様々なことがペロブスカイト太陽電池から学ぶことができます。
ぜひ、最新の科学を、ペロブスカイト太陽電池を通じて体験してみてください。
ただし、実験は、使用に注意が必要な「鉛化合物」を使います。
実験は、かならず、鉛化合物の廃棄方法や取扱い方をご存知の先生の指導のもとに行なってください。
部材については、eigyou@peccell.com
までお問合せください。